チョコレートは発酵食品!?

管理栄養士ノンタンの予防めし
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バレンタインデーのある2月は、チョコレート月間ですね。

チョコレートについてのお話をしようかと思います。

チョコレートと発酵

皆様の食卓にも味噌や日本酒、漬物など美味しくて健康維持に役立つ発酵食品が頻繁に登場しますよね?

ナマズくん

今年も味噌を仕込んだよ。

完成が楽しみだな。

ところで、チョコレートの原料であるカカオも発酵食品であることをご存じですか?

モグラくん

なんと!

では、チョコレートを食べると、発酵で生じた微生物を摂取出来るの?

ノンタン

発酵の後に焙煎のプロセスが入ります。

残念ながら、生きたままの微生物を腸活の目的で活用することは出来ないの。

カカオ豆を発酵させる目的

・ カカオ豆の周りに付いた果肉を、除去する

・発酵(化学反応)により、カカオ豆の成分が美味しく変させる

カカオ豆は発酵によりチョコレート特有の、「香り」や「コク」「まろやかさ」や「色」を獲得し、私たちの心を存分に楽しませてくれるのです。

ノンタン

チョコレートのおいしさの秘訣は、発酵なのです!

同様に、コーヒーのおいしさにも、発酵が必要不可欠です。

チョコレートの栄養素

心の栄養「チョコレート」ですが、私たちの体の栄養にもなる成分が含まれています。

チョコレートに含まれる栄養素と期待できる効果

・ ファイトケミカル「ポリフェノール」…抗酸化

・難消化性プロテイン「カカオプロテイン」…腸活

・アルカロイドの一種「テオブロミン」…リラックス  

ノンタン

チョコレートで期待できる効果はどれも、うれしいものばかり♪

とはいえ、食べすぎは禁物です。

食べすぎ注意!チョコレート

市販のチョコレートには精製された糖(上白糖やグラニュー糖)が使用されています。

精製され単一成分となった砂糖は(塩もですね)、「食品添加物」と扱う有識者もいらっしゃるほど。

摂取には注意が必要だと私も考えます。

精製糖はどうして注意が必要?

<糖質依存>
精製糖は体へ吸収されやすい→血糖値が急激に上昇→インスリンを大量に生成→血糖値が急激に低下→体は再び糖を欲する

<脂肪肝や肥満>
精製糖は体へ吸収されやすい→血糖値が急激に上昇→インスリンを大量に生成→ 余ったインスリンは肝臓や脂肪に蓄えられる

糖質とインスリンに関して以前の記事にも触れています。

ノンタン

とはいえ美味しいチョコレート。

食べすぎないよう心掛けて、チョコレート月間を楽しんでください。

<予防めし的なチョコレートの楽しみ方>
「ナッツ入りチョコレート」
ナッツ類には、悪玉コレステロールを下げる働きが期待できます。
「ハイカカオチョコレート」
砂糖の割合が抑えられたハイカカオの商品。
「高級チョコレート」
少量で満足できる上質なチョコレートを選ぶのもいいですね。
「チョコレートを味わう」
チョコレートが口の中でどのように変化するか味わってみませんか?
チョコレートハンター小方さんに教えてもらった、チョコレート味わい方という貴重な体験を以前に記事にしています。

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