炭水化物について考えよう
今回は、みんな大好き炭水化物のお話だよ。
炭水化物といえば・・・
ご飯にうどん、パスタにラーメン♪
確かに僕の大好物ばかりだ!
炭水化物って何?
炭水化物について、どんなことを知っている?
炭水化物は、穀類や芋類、糖類の事だよね。
体や脳を動かすエネルギーになるんだよね。
その通り!
正しくは、穀類や芋類などは、炭水化物を多く含む食材だね。
炭水化物の種類と働きについてまとめたよ。
炭水化物の種類と主な働き
炭水化物は、「糖質」と「食物繊維」に分類
<糖質>
~特徴~
分子量の大きさで以下の3種類に分類される
・単糖(糖の最小単位)
・小糖類(単糖が2~10個結合した化合物)
・多糖類(小糖類より多くの担当が結合した化合物)
~働き~
・体温を維持したり、脳やその他の臓器を動かすエネルギー源になる
・インスリンを生成を促し、血糖値のコントロールや筋肉の新陳代謝などに関与する
<食物繊維>
~特徴~
多糖類の内、ヒトが消化できないもの
~働き~
・善玉菌のご飯となり、腸内環境を整える
・小腸での各種栄養素の吸収速度を緩やかにし、血糖値の上昇を抑える
・腸を刺激し、排便を促進
・有害物質を吸着して体外に排出する
悪者扱いされやすい「糖質」と、
正義の味方として扱われがちの「食物繊維」、
いずれも同じ「炭水化物」に分類されているのが面白いよね!
確かにね!
どちらも、過剰摂取は体の負担になり、
適量であれば体の機能を助けるんだよね。
つまりは、
糖質も食物繊維も、過剰摂取を避け、適正量を摂取出来ればいいんだよね!
その通り!
食べ物と体の関係を、どんどん学んでください。
更に、体の変化を敏感になり、自分の適正量を理解することも同様に大切だよね!
そうそう!
体に良いからといって、同じ食材を食べ続けたり、
太りやすいからといって、特定の栄養素を排除するということは、
実は、体に負担が掛かっているんだね。
旬の食材や彩りを意識した豊かな食卓で、健康を維持しようね!
<炭水化物と上手に付き合う予防めし>
☆サキベジ実施
・食物繊維の力を活用し、栄養素の吸収を緩やかに!
☆食材にこだわる
・精製糖(上白糖・グラニュー糖・三温糖など)をやめて、微量栄養素を多く含む糖類(蜂蜜・きび砂糖・黒糖など)を選ぶ
・主食には、精製度合いの低いお米(玄米)や小麦(全粒粉)を選ぶ