【長野に移住】自然と触れ合う仕事選びの注意点
T郎
ヤマダくん
自然と触れ合うような仕事がしたいなぁ。
長野県は自然がいっぱいだし、農業や林業なんかも良さそうだなぁ。。。
T郎
私も、同じように考えていた時がありました！
しかし実際には建設業に就いて約20年！
大満足しています！
ヤマダくん
建設業？
意外だね。。。
T郎
そうだよね！
今回は、自然に触れ合う仕事と移住（特に長野県）について、紹介します！
長野県と自然、移住と仕事
まず、長野県（信州）は自然が豊かです。
日本アルプスの山々や、たくさんの湖、温泉、ハイキングコースなど、自然好きにはたまらない環境が、長野県にはあります。
T郎
私は釣りが趣味！
長野県は釣りにも素晴らしい環境です！
そんな長野県で、
・自然の中で仕事ができたら。。。
・移住して、自然と触れ合う仕事で生計を立てられたら。。。
と、考えたくなりますよね。
昔の私もそうでした！
では、自然と触れ合う仕事とは、具体的にはどんな仕事でしょうか？
自然と触れ合う仕事とは
私は約20年前、関西から長野県に移住しました。
T郎
移住する際、仕事について考えました
もし、自分が現在学生で超優秀だったりしたら、林野庁に就職して、大きなプロジェクトに関わる、とかもあり得るけれど、自分は既に社会人。。。
T郎
もっと若ければいろんな選択肢があるんだろうけど。。。
現実的に考えたら、自然に近い仕事としては
・農業
・林業
・観光業
なんかが、思い浮かびました。
しかし、いろいろと調べた結果「どれも自分には合わないだろう」という結論になりました。
そして、移住して20年が経ち、長野県に友人もたくさんできて、いろんな仕事について知るようになりました。
T郎
すると、農業や林業は、（他の仕事もそうですが）大変そうだなぁ。。。
と感じます
自然を相手にする、憧れと現実
自然を相手にする仕事は魅力的なんですが、当然ながら厳しさもあります。
農業
無農薬で野菜を作ったり、お米をそだてたり。
自然農法にこだわったり。
T郎
私も農業への憧れ、ありました
しかし、都市部から田舎に移住して、未経験の人が農業で生計を立てるのは本当に大変です。。。
農業の難しいポイント
・天候によって収穫量が大きく左右されるため、安定した収入を得るのが難しい
・長時間の肉体労働が必要で、特に収穫期には休みなく働くことになることが多い
・機械や設備に多額の初期投資が必要で、経済的な負担がある
・市場リスクがある（作物の価格が市場の変動によって影響を受けるため、計画通りの利益を得られないことがある）
ヤマダくん
大変そうだね。。。
もちろん、やりがいはあるし、重要な産業なので気概のある人にチャレンジして欲しい、とう気持ちです。
T郎
私は現在、家庭菜園で（趣味で）野菜作りを楽しんでいます
林業
長野県は林業も盛んです。
森を守る、環境問題にも貢献できる、そんなイメージもあって、私は林業への憧れもありました。
T郎
チェーンソーとか、カッコイイしね！
ただ、林業もまた、過酷な仕事です。
林業の難しいポイント
・労働災害が多い（死傷千人率で見ると、全産業と比較して最も危険度が高い産業の一つが林業）
・危険度に見合った賃金が出ない（業界の体質の古さや、補助金に頼らざるを得ない状況）
・体力的にきつい（特に山間部では厳しい気候条件の中での作業が多い）
T郎
「死傷千人率」については、知らない人もいるかもしれません
死傷年千人率とは、1年間の労働者1000人当たりに発生した死傷者数の割合を示す指標です。
全産業の平均の死傷年千人率は2.3、それが林業は25.5です。
ヤマダくん
林業は全体の平均の10倍以上。。。
ちなみに、他の産業も見てみると、、、
| 死傷年千人率 | |
| 林業 | 25.5 |
| 農業 | 5.8 |
| 運輸業 | 6.5 |
| 建設業 | 4.5 |
| ※全産業平均 | 2.3 |
林業はそれだけ、事故が発生しやすい仕事ということですね。
T郎
ただ、繰り返しになりますが、林業も農業も、とても重要な産業です。
こちらも客観的なデータとして、心にとめておいてください
観光業
観光業、といっても幅広いですが、自然に触れ合う、という視点では、
・ネイチャーガイド
・アウトドア・スポーツのインストラクター
・キャンプ場の管理
↑こうした仕事がありますね。
T郎
私は自然が大好きなので、どの仕事も魅力的に感じます♪
ただ、移住前の私には、ガイドやインストラクターをするような特別な知識や技術がありませんでした。。。
ヤマダくん
僕も、ただ自然が好きなだけで、仕事にはならないなぁ。。。
そして、仮に就職できたとしても、
ガイドやインストラクターの難しいポイント
・天候依存（悪天候時にはツアーが中止になったり、行程が危険になることも）
・季節的変動（観光シーズンに依存しているため、仕事量や収入に季節的な変動があることが）
T郎
キャンプ場の管理なども季節的な仕事です
また、観光業全体としては、現在（2024年）はインバウンドの影響で好況なエリアや会社もありますが、少し前（10年前）とかはそうではなかったです。
ヤマダくん
景気に左右されるね。。。
余暇で自然に親しむという選択肢も
いろいろとネガティブなことを書いてしまいましたが、それぞれの仕事はとても重要ですから、気概のある人にはぜひチャレンジしていただきたいと思います。
同時に、私が言いたいのは「自然に親しむ」ことを仕事にする、という考え方から離れても良いのでは？
ということです。
ヤマダくん
どういうこと？
T郎
私は、仕事は仕事として割り切って、休日に釣りや自転車、畑も楽しんでいます
つまり、ある程度、自然に近い環境で仕事をしながら安定した収入を得て、余暇で自然に親しむ、という選択肢です。
T郎
例えば私は仕事（建設業）で、上高地に入ることがあります
ヤマダくん
わぁ！スゴイね！
建設業というと、自然と触れ合うイメージは薄いかもしれませんが、会社によっては比較的、自然に近い環境で仕事をしたりしているのです。
一つの意見として、参考にしてみてください♪
ちなみに、田舎暮らしの建設業について、下記記事にて紹介しています↓
田舎暮らしの仕事に建設業がオススメな3つの理由
田舎暮らしに憧れはあるものの「仕事はどうする？」と、二の足を踏んでいる人がたくさんいるようです。 しかし、コロナも落ち着いた今、インバウンドはもちろん、地方（田…
川瀬建設WEB SITEへようこそ-土木・建設工事-松本市奈川 長野県への移住を成功させよう
新しく何かを始めようとする時、周りの人は「やめとけ」と言うことが多いと思います。
移住もまたしかり。
しかし、私は「移住、きちんと準備すれば大丈夫だよ！」と言いたいです。
T郎
なんとかなります！
そんな、長野県への移住、そして仕事選びの大切さについて、下記記事にて書いています↓
長野移住やめとけのウソ【デメリットはメリットにもなる!?】
参考になるかな？と思うので、書いてみます！ 長野移住、やめとけと言われる5つ理由 まず最初に「長野移住、やめとけ」と言われる主な理由を5つ、並べてみます。 だいたい…
また、私は松本市・郊外の会社に勤めているのですが、松本市への移住についても書いています↓
松本市・移住に失敗しないために必要な5つのこと
信州（長野県）といっても広いので、いろんなエリアがありますが、その中でも松本市は自然が豊かで、お店や施設など、文化的にも魅力的な街ですよね。 しかし、移住に失敗…
T郎
参考にしてください！
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