乾燥対策と季節性うつ病対策を始めましょう。
秋分のこの時期のテーマは「乾燥対策」と「季節性うつ病対策」でいかがでしょうか?
朝晩、ストーブの恋しい季節が到来しましたね。
この季節発症しやすい、乾燥と季節性うつ病対策についてお話します。
その症状、空気の乾燥が原因かも!
これからの季節、空気は冷たく乾燥します。
空気の乾燥により私たちの体に起きる症状として、以下の項目が挙げられます。
空気の乾燥によって起きる主な症状
・肺など呼吸器系の不調
・免疫の低下、ウィルス感染
・肌トラブル
・便秘
空気の乾燥と便秘は関係があるの?
肺が乾燥することで便秘の症状が現れることがあるんだ。
腸はもちろん、全身の水分調整に「肺」は深く関わっているからね。
体の水分調整役の肺が乾燥することで、全身の水分が不足し、肌トラブルや便秘を引き起こすのです。
空気が乾燥し始めるこの時期に、肺のメンテナンスを習慣付けましょう。
肺の乾燥予防に効果的な食材は「白い食材」です。色の白い食材は、肺を潤すといわれています。大根やレンコン、りんごなどお好みの白い食材を摂取して、肺を乾燥から守りましょう。
乾燥に関してもうひとつ。
空気が乾燥した環境下では、仕事や運動で汗をかいてもすぐに乾いてしまいます。すると、汗をかいている自覚が薄れる傾向にあります。のどの渇きを感じる前に、意識的に水分補給を心がけてください。
その症状、季節性のうつ病かも!
度重なる台風の発生で太陽が顔を出さない日が多い上に、冬至に向かい徐々に昼間が短くなるのもこの時期の特徴です。
日照不足による季節性うつ病の症状として以下の項目が挙げられます。
季節性のうつ病の主な症状
・気持ちが落ち込み、なんとなく楽しくない
・疲れやすく、無気力感がある
・とにかく眠い
・特に甘いものが食べたくなる
季節性のうつ病は、日照時間が短くなり光を浴びる量が徐々に減っていくことで、脳内にセロトニンというホルモンが不足することで発症します。
セロトニンを体内で合成させるには、必須栄養素(必須アミノ酸)であるトリプトファンが必要です。
体内で合成出来ない「必須栄養素」は食事から摂る必要があります。
ソバや米といった炭水化物にも、トリプトファンは多く含まれます。この時期出回る「新米」や「新そば」を美味しく食べて、セロトニンをたくさん合成しましょう。
新そばといえば、もうすぐ、奈川の新そばまつりだね。
秋は、美肌効果や免疫力強化も期待できるサンマが旬を迎えます。
炊き立てのご飯と、大根おろしを添えたサンマで、乾燥の季節性のうつ病をはねのけましょう!!
体を温める食材「栗」をたっぷり炊き込んだ栗ご飯もいいですね。
秋晴れの天気が良い日は、太陽の光を浴びに屋外に飛び出しましょう!