自律神経を整えて秋バテを予防しよう
先日の記事で、体の秋支度について書きました。「夏の間に酷使した胃腸のケアを致しましょうという」内容です。
胃腸のケア始めていますか?
胃腸のケアをしているけれど、なんとなくだるい、頭が重い・・・なんて人、いませんか?
もしかしたら、「秋バテ」なのかもしれません。
この時期、次々とやってくる台風は、気圧の急激な変化をもたらし、更には高い湿度や昼夜の気温差を大きくします。
我々の体はストレスを受け、自律神経が乱れるために起こる症状のひとつが「秋バテ」なのです。
毎年この時期は、頭痛に悩まされるんだ・・・
ノンタン、モグラくんを助けてあげて!
自律神経を整えて、秋バテを吹き飛ばす「暮らしの工夫」と「予防めし」についてお話しするね。
自律神経を整えて「秋バテ」を予防しよう
自律神経を整えるには・・・
●規則正しい生活
●軽い運動
●健康的な食事
睡眠時間の工夫をしたり、好きなアロマや寝具を整えて、良質の睡眠を取ることを意識してください。
睡眠のゴールデンタイムって聞いたことありますか?22時から翌2時までの4時間がそれです。この時間帯は、成長ホルモンが最も分泌される時間です。
僕はもう成長期を過ぎたから成長ホルモンいらないよ。
成長期以外でも、成長ホルモンはとても重要な働きをしているんだよ。
成長ホルモンは、体の細胞の再生を行います。
例えば、筋肉痛の改善です。
筋肉痛には、疲労物質(乳酸成分)が筋肉に溜まり生じるものと、筋肉の損傷に伴い生じるものなどがあります。
後者の筋肉痛は、成長ホルモンの働きで損傷が修復されることで改善に向かいます。
修復の過程で体に蓄えた脂肪分からエネルギーを得ます。正しい睡眠はダイエットにも効果的・・・かもです。
規則正しい睡眠の結果、細胞の修復が行われ自律神経が整うのです。
ウォーキングや軽いランニングなど、強度の軽い有酸素運動は自律神経を整えるのに非常に効果的です。
凝り固まった体を伸ばすストレッチやヨガなど、心地よいと感じる程度の運動は、副交感神経を優位にし、自律神経を整えてくれます。
自分に合った強度の運動をして、肺いっぱいに信州の美味しい空気を取り込みましょう。
自律神経を整える為の運動の強度は、「心地よさ」を目安に行ってください。
毎朝実施している「ラジオ体操」も自律神経を整えるのに効果的です!引き続きご参加ください。
自律神経を整えるに有効な栄養素は、タンパク質とビタミンB6、それからギャバです。
<タンパク質>
神経物質を合成する為に必要です。
植物性のタンパク質は、動物性のタンパク質と比較して、より効率的に体に取り込むことが可能です。
良質なタンパク質を摂りましょう。
<ビタミンB6>
不足すると憂鬱な気分になるといわれています。
これから旬を迎える、鮭やサンマ、カツオなどの魚介類にも豊富に含まれています。
<ギャバ>
ギャバは、高ストレス作用を持っています。
近年チョコレートなどにも配合され、耳にする機会が増えた栄養素です。
トマトやカボチャといったナス科の野菜や、納豆や味噌などの発酵食品に多く含まれています。
先日の記事でも「発酵食品」が話題に挙がったね。
改めて発酵食品のパワーを知ることができたよ。
秋は台風の多い季節です。
発生する台風に負けない、体づくりを頑張りましょう!
規則正しい生活に軽い運動、それから健康的な食事だね。
今年は「秋バテ」しないように心がけてみる。
<秋バテ防止におすすめの予防めし>
ビタミンB6を多く含むサーモンと、発酵食品の味噌を合わせるのはいかがでしょうか?
「信州サーモンとキノコの朴葉みそ焼き」
年中美味しい信州サーモンですが、秋の食材と併せて楽しみましょう。