（老化防止対策）カラダのオコゲ編
nontan
今日は老けない為に知ってほしい、
カラダに出来るオコゲについてのお話です。
えっ！
僕たちのカラダにオコゲが出来るの？
そう、カラダのあらゆる部位にオコゲは出来ますよ！
このオコゲは、強力な毒性を持ち、カラダを老化させる原因のひとつです。
なんと！
オコゲは厄介だね！
そうなの！
オコゲについて学び、良い習慣を取り入れ、
老化に抗いましょうね！
オコゲの正体はAGE（糖化物質）
オコゲの正体について説明するね！
その前に、モグラ君に質問！
カラダの細胞は、主に何で出来ているか分かるかな？
水が一番多くて、
次はタンパク質やだったかな？
そう！その通り！
臓器、血液、酵素やホルモンなどカラダのほとんどが、
タンパク質を材料にして出来ているんだよ。
オコゲが正体と、
タンパク質でカラダが出来ていること、
どんな関係があるの？
モグラ君、鋭い質問だね！
カラダに出来るオコゲは、
各組織を構成するタンパク質に、
食事などでカラダに吸収された炭水化物が結合（糖化）、
その糖化物質が体の熱により温められ生成するんだよ！
オコゲ（AGE・終末糖化産物）
オコゲ＝各組織のたんぱく質＋余分な炭水化物＋熱（体温）
オコゲは、AGE（終末糖化産物）と呼ばれます。
カラダの中は確認できないから、糖化した状態は想像しにくいな…
そうだよね！
では、ホットケーキを想像してみて。
香ばしく焼けたホットケーキ、美味しいよね。
ホットケーキの表面では、たまごに含まれるタンパク質と、小麦粉に含まれる糖質が熱により糖化し、AGEを生成されているのです。
なるほど！
ホットケーキと同様の現象がカラダの中で起こっているんだね！
AGE生成によるカラダへの影響
毒性の強いAGEがカラダの各所で生成すると、
様々な不具合や疾患の原因となります。
どんな影響が出るのか、まとめてみるね。
AGE生成によるカラダへの影響
〈毛髪〉ツヤを失い、パサつく（枝毛や薄毛）
〈肌〉茶色いAGEが蓄積し、弾力や水分を失う（シミやシワ、毛穴が開く）
〈骨〉コラーゲンを失い、もろくなる（骨粗しょう症）
〈関節〉固くなり、変形する（関節炎）
〈背骨〉軟骨が固くなり変形する（椎間板ヘルニア）
〈血管〉血管壁が焦げ、固くなる（動脈硬化・高血圧）
〈目〉潤いを失う（ドライアイや白内障）
〈口〉免疫が下がり、細菌に感染（歯周病）
〈脳〉神経を損傷し、炎症を起こす（認知症）
〈足〉免疫が下がり、細菌に感染（水虫）
〈膀胱〉固くなる（排尿障害）
〈子宮〉機能の低下（不妊症・若年性更年期）
上記にに挙げたのは、ほんの一例です。
あなたのカラダの不調の原因は、AGEにあるかもしれません。
AGEを作らないために出来ること
先にも話した通り、余分な炭水化物がAGE生成の原因となります。
余分な炭水化物を摂取しない事が基本です。
どうしたら良いのか知りたい！
今日のお昼は、焼きそばを食べたよ。
僕のカラダにもオコゲが出来たかな？
何を食べたのかは勿論、
その他の様々な条件によっても
オコゲの生成されやすさは違うんだ！
以下にまとめてみるね。
AGE（糖化物質）を作らない習慣
①AGEを取り込まない
焼く・揚げる・燻製などの調理、喫煙習慣などによるAGEの取り込みを避ける
②血糖値の急上昇を避ける
血糖値を急上昇させる「精製された白い炭水化物」や「ビタミン等が酸化した市販のフルーツジュース」は避ける
欠食や夕食を遅い時間に取るなどは、血糖値が急上昇の原因となります
③食後すぐの運動・家事習慣
食後すぐのストレッチやウォーキング、洗い物などの家事をする事で、血糖をエネルギーとして使用出来、AGEの生成を抑えられる
④酸化しないカラダ作り（活性酸素を作らない）
活性酸素はAGEを生成を誘発し、AGEは活性酸素を誘発するといわれており、避けると良い
⑤糖代謝を改善
高ビタミン食品を摂取する事で、糖代謝を改善し、水溶性の食物繊維は血糖値の急上昇を抑える
栄養補助食品や機能性食品も活用しよう！
焼きそばは、精製された小麦が材料なので、血糖値が上がりやすいね。
しかも、焼いているのでAGEの取り込みもしてしまったね。
しかし、欠食の習慣はないし、ランチの後に現場仕事でカラダを動かしたから、
血糖のある程度の量は、エネルギーとして消費されたかと思うんだ。
モグラ君、よく分析出来てますよ(^^)/
今後は、焼きそばを食べる前に、野菜やキノコ・海藻などを食べると、糖の吸収が抑えられるのでお勧めです。
出来ることから始めましょう♪
なるほど、それなら出来そう♪
＜AGEからカラダを守る予防めし＞
☆AGEを取り込まない
・揚げる・焼く・燻製ではなく、生・蒸す・煮るなどの調理法を選ぶ
・喫煙習慣を手放す
☆血糖値の急上昇を抑える
・さきベジ習慣で、食物繊維の力を活用して栄養素の吸収を緩やかに！
・精製糖（上白糖・グラニュー糖・三温糖など）ではなく、微量栄養素を多く含む茶色い糖類（蜂蜜・きび砂糖・黒糖など）を選ぶ
・主食には、精製度合いの低いお米（玄米）や小麦（全粒粉）を選ぶ
☆糖代謝を助ける
・必須栄養素を揃え、機能するカラダを整えておくこと
Follow me!
